withコロナ時代の個人の行動変容について

先月まで通勤して会社勤めしていた私だが、今週から在宅勤務が始まった。ポイントは在宅勤務であってリモートワークではない。昨今のネガティブな事情により、自宅から仕事をするのだ。決してサテライトオフィスではない。

ちなみに私はアウトドア派である。そういうとキャンプとかするようなイメージがあるが、そうではない。近場の外出も含め、私は家にあまりいない人なのである。理由は家にいると刺激が少なく、やる気が起きないのである。外部刺激がたくさんないとインスピレーションがまるで沸かずに、1日を無駄に過ごしてしまったように感じるのだ。



●在宅勤務してみての所感

そういうベースがあり在宅勤務が始まった。月並みだが以下が所感である。

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・オンオフの切替が難しい
・外出しないため体がだるい
・外出しないため食欲がない
・外出しないため刺激がなく、気分が乗らない
・雑談相手がいないから寂しくて死にそう
・妻も在宅勤務のため1日中顔を合わせるので、パーソナルスペースがほしい
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なので週の真ん中ぐらいは、「出勤させてくれえ」と思ったものだ。
そして在宅勤務が始まって、SNSやらでその感想を発信している人がいる。在宅勤務快適だとか、会社に通勤する必要なんてあった。変な飲み会がなくなって良かった等というコメントをみると「ここぞとばかりにインドア派がイキりやがって!」とハンカチ を噛みがなら悔しがったものだ。



●リモートワークの考え方の逆転

昨年までの個人的なリモートワークの考えは以下だった。

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・基本は出勤して業務
・リモートワークした方が都合いい人や台風のような有事の際にリモートワーク
・リモートワークする場所は自宅の限りではない
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それがどっこい、昨今のネガティブな事情により、基本的に全員在宅勤務となったのだ。
本当に必要な人だけ出勤して、基本的に他の人は在宅勤務なんですよね。だから私の考えと逆なのである。このギャップになかなかついていけなかった。

そういう事情もあり落ち込んでいたので、自己啓発系の動画をみていたら「違和感を楽しめ」という言葉に刺激を受けた。確かこんなことを言っていた。

「違和感を楽しめ。違和感があるってことはギャップを感じているんだ。ということは成長しているんだ。マインドを変えれば成長できる!」

なるほど、これはマインドを変えるチャンスなんだと。
私は飲み会のようなリアルな集まりが好きな人間である。だからそれをオンラインで代替することに抵抗があった。オンラインはあくまでリアルの補足であれば良いと思っていた。このままいくと世間の価値観は逆になる可能性が十分にあり、オンラインの補足がリアルになり、リアルがかなり価値の高いものになるかもしれない。なのでオンラインに慣れていく必要がある。これがアフターコロアもといwithコロナ時代(某落合氏の受け売り)の個人変容意識の一つではないだろうか。

そう考えると、気持ちが前向きになってきた。
きっと良識のある人たちは真面目に外出自粛をして、ストレスが溜まっているはずだ。ただ発信がない人たちのニーズは掴みにくい。外出自粛はなんだかんだで夏頃まで続くに違いない。だからこちらからニーズを掴み、オンラインで代替できる何かを提案し、形にしていくことで、きっと私の何かは満たされるはずだ。

ということで、今日から前向きになるような方向でいろいろ考えていきたいと思います。